ツール観戦２日目と移動 ― 2006年07月09日 06:36
今日のレースは、レンヌから30kmほど離れたSt.Meen le grandを12:25にスタートする。9時50分にホテルを出る。駐車場の出口はホテルのキーがいり、すでに返してしまったので開けられないことに気づく。生活の中のちょっとした習慣に慣れていないので、いちいち時間がかかってしまうのはしかたない。
高速に載り約30Km。関係者の車も多く走ってゆく。St Meen le Grandの街に近づくと、休みで空いているお店の駐車場や街中の歩道に車がたくさんとめてある。明らかにレース観戦の人達がデポしていった車で、皆歩いて街の中心部へ向かっている。近くのお店の駐車場にとめて、歩き始める。Yuは前日にたくさん歩いていたので、足が痛いのではないかと心配していたが、「かえるのうたが～♪」と歌いながら元気に歩き始めた。約500ｍ程でバリアを設けてあるコース上に出た。スタート地点まで行こうとさらに300ｍ程歩いたところで、キャラバン隊がやって来た。キャラバン隊は、ツール・ド・フランスのスポンサー企業(日本で知られている企業ネスレが自社商品を宣伝をするために、仮装をした車で（たとえばネスレの巨大なミネラルウォーターを横に寝かせた車）いろいろと宣伝商品をくばりながらやってくる。Budori達は、携帯ストラップ、子供用のリボン、栓抜き、IDカードなどをぶら下げるストラップ、お菓子、ミッキーの絵本、など多くの戦利品を手に入れた。ネスレのミネラルウォーターの車は水を霧状にして観客に噴きかけていて、突然の霧状放水にびっくり仰天したNaは悲鳴を上げながら腰を抜かして、地面に尻餅をついてしまった。来年、ツール・ド・フランスの出発地点となるロンドン市の車も、ロンドンの宣伝に来ていた。キャラバン隊が通り過ぎた後、また位置を変えるために移動する。カーブで選手のスピードが落ち、なおかつ隣の観客が身を乗り出してもよく見える位置を確保した。観客は老若男女を問わず、様々な人達が観戦に来ている。地元の老人専用の観覧席も用意してある。Budori達の観戦ポイントちょうど目の前にBobet博物館があり、このSt.Meen le grandがかつてツール・ド・フランスで３回優勝した名選手Louison Bobetの出身地である事を知った。Na達が場所を確保している間に、選手達が出走サインをする舞台を見に行く。サイン台が舞台の上に用意されており、選手達がサインをしに舞台へ上がってくると、司会者がその選手の戦歴やなどを紹介し、観客が声援を送る。こういう演出が華やかなのはさすがツール・ド・フランスである。レースがスタートする前に、観戦ポイントへ戻る。スタート時間が近づくと、警察のオートバイ部隊、オーガナイザーの車、ジャーナリスト達のバイク部隊がやってくる。それに合わせてブラスバンド部隊の演奏が始まり、雰囲気が盛り上がってきたところで、選手達の集団はやってくる。ツール・ド・フランスの集団を見るのは初めてだが、意外にこぢんまりとした感じである。世界の中から選ばれ抜かれた１８０人、という感じであろうか。選手達が去ると、今度は各チームのバス部隊が次から次にやってくる。
ツールの一団が去ると、観客達が一斉に動き始める。街は自転車レースに合わせてお祭りとなっていて、にぎやかである。大きなスクリーンが街の中心に用意してあるが、今晩はワールドカップの決勝戦で、フランスーイタリア戦だ。街の中心に設置したスクリーンで、町の人が全員集まって、観戦するのだろう。街のパン屋さんの出店で大きなサンドイッチを買い、車まで歩いて戻る。近郊の自転車クラブのメンバー達が自転車で観戦に来ていて、これからみんなで走りに行くようである。
Budori達はこれからオルレアンまで走る事になる。街の郊外から高速に乗ったのは１時過ぎ。６月にチームVangに同行したLavalも通過する。Lemansからは一般国道でオルレアンまで行く。Lemans市内と、高速で大渋滞。抜け道を探すのが得意なNaのナビゲーションで抜け出す。国道に入ってからはひたすら直線の道路が数えきれないくらいの麦畑、ひまわり畑の丘を縦貫してゆく。みな高速並にとばし続ける。巡航速度は約100km/hr。
オルレアンの街に着いたのは６時頃。今日のワールドカップ決勝戦を控えて、たくさんの車がフランス国旗を車に立てて、クラクションを鳴らしながら走り続けている。まだ勝ったわけではないのに。しかしこうしてフランスにいて、その場の雰囲気に浸っているとなんとなくフランスを応援したい気分になってくる。
今日泊まるのは古城を改造したホテル。７時半頃に到着した。古城のホテルというので、王様気分で寝られるかと思いきや、屋根裏の小さな部屋。お城には王様もいれば、召使いもいる。こりゃどう見ても召使いの部屋だな。インターネットで予約した古城ホテルは、想像していたような優雅なモノではなかったが、まあ、旅行ではこういう事も楽しい。
今日の走行距離は416km。一般道が長かったので疲れた。
高速に載り約30Km。関係者の車も多く走ってゆく。St Meen le Grandの街に近づくと、休みで空いているお店の駐車場や街中の歩道に車がたくさんとめてある。明らかにレース観戦の人達がデポしていった車で、皆歩いて街の中心部へ向かっている。近くのお店の駐車場にとめて、歩き始める。Yuは前日にたくさん歩いていたので、足が痛いのではないかと心配していたが、「かえるのうたが～♪」と歌いながら元気に歩き始めた。約500ｍ程でバリアを設けてあるコース上に出た。スタート地点まで行こうとさらに300ｍ程歩いたところで、キャラバン隊がやって来た。キャラバン隊は、ツール・ド・フランスのスポンサー企業(日本で知られている企業ネスレが自社商品を宣伝をするために、仮装をした車で（たとえばネスレの巨大なミネラルウォーターを横に寝かせた車）いろいろと宣伝商品をくばりながらやってくる。Budori達は、携帯ストラップ、子供用のリボン、栓抜き、IDカードなどをぶら下げるストラップ、お菓子、ミッキーの絵本、など多くの戦利品を手に入れた。ネスレのミネラルウォーターの車は水を霧状にして観客に噴きかけていて、突然の霧状放水にびっくり仰天したNaは悲鳴を上げながら腰を抜かして、地面に尻餅をついてしまった。来年、ツール・ド・フランスの出発地点となるロンドン市の車も、ロンドンの宣伝に来ていた。キャラバン隊が通り過ぎた後、また位置を変えるために移動する。カーブで選手のスピードが落ち、なおかつ隣の観客が身を乗り出してもよく見える位置を確保した。観客は老若男女を問わず、様々な人達が観戦に来ている。地元の老人専用の観覧席も用意してある。Budori達の観戦ポイントちょうど目の前にBobet博物館があり、このSt.Meen le grandがかつてツール・ド・フランスで３回優勝した名選手Louison Bobetの出身地である事を知った。Na達が場所を確保している間に、選手達が出走サインをする舞台を見に行く。サイン台が舞台の上に用意されており、選手達がサインをしに舞台へ上がってくると、司会者がその選手の戦歴やなどを紹介し、観客が声援を送る。こういう演出が華やかなのはさすがツール・ド・フランスである。レースがスタートする前に、観戦ポイントへ戻る。スタート時間が近づくと、警察のオートバイ部隊、オーガナイザーの車、ジャーナリスト達のバイク部隊がやってくる。それに合わせてブラスバンド部隊の演奏が始まり、雰囲気が盛り上がってきたところで、選手達の集団はやってくる。ツール・ド・フランスの集団を見るのは初めてだが、意外にこぢんまりとした感じである。世界の中から選ばれ抜かれた１８０人、という感じであろうか。選手達が去ると、今度は各チームのバス部隊が次から次にやってくる。
ツールの一団が去ると、観客達が一斉に動き始める。街は自転車レースに合わせてお祭りとなっていて、にぎやかである。大きなスクリーンが街の中心に用意してあるが、今晩はワールドカップの決勝戦で、フランスーイタリア戦だ。街の中心に設置したスクリーンで、町の人が全員集まって、観戦するのだろう。街のパン屋さんの出店で大きなサンドイッチを買い、車まで歩いて戻る。近郊の自転車クラブのメンバー達が自転車で観戦に来ていて、これからみんなで走りに行くようである。
Budori達はこれからオルレアンまで走る事になる。街の郊外から高速に乗ったのは１時過ぎ。６月にチームVangに同行したLavalも通過する。Lemansからは一般国道でオルレアンまで行く。Lemans市内と、高速で大渋滞。抜け道を探すのが得意なNaのナビゲーションで抜け出す。国道に入ってからはひたすら直線の道路が数えきれないくらいの麦畑、ひまわり畑の丘を縦貫してゆく。みな高速並にとばし続ける。巡航速度は約100km/hr。
オルレアンの街に着いたのは６時頃。今日のワールドカップ決勝戦を控えて、たくさんの車がフランス国旗を車に立てて、クラクションを鳴らしながら走り続けている。まだ勝ったわけではないのに。しかしこうしてフランスにいて、その場の雰囲気に浸っているとなんとなくフランスを応援したい気分になってくる。
今日泊まるのは古城を改造したホテル。７時半頃に到着した。古城のホテルというので、王様気分で寝られるかと思いきや、屋根裏の小さな部屋。お城には王様もいれば、召使いもいる。こりゃどう見ても召使いの部屋だな。インターネットで予約した古城ホテルは、想像していたような優雅なモノではなかったが、まあ、旅行ではこういう事も楽しい。
今日の走行距離は416km。一般道が長かったので疲れた。
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