オックスフォード大の力 ― 2006年12月14日 00:29
担当教授であるUwe に、今後の大学の滞在スケジュールについて話をした。3月の始めには帰国するので、大学の講義を受けるのは今月で終わりにしようと思う、と話すと、Uweは、日本に帰る直前まで大学に来るよう便宜を図ってくれると言ってくれた。大学の設備が充実しているので、できる限りこの設備を利用したいので、ホントにありがたい話で嬉しかった。。
その後、Radcriff図書館へ調べものに行き、すぐ帰る。今日は日本人研究者の懇親会があり、JerichoにあるFrevdへ行く。若者の多いJerichoにあるしゃれたレストランである。今日は隣に座ったYさんというポスドク研究者と話をした。ミトコンドリアの運動について研究をしているとのことで、面白そうな研究だった。庭園文化史を研究しているというMさんは、日本の庭園ではなくて、イギリスの庭園に興味があって、それでオックスフォード大に来ているとのこと。中世以降の庭園様式でつくられたWolfsonカレッジ(YuのNurseryのあるカレッジ)の庭園は素晴らしいと、言っていた。中世以前の庭園様式が残っているのが、Magdalenカレッジだそうだ。
分子生物学の研究をしているHさんからは、薬の効果を分子動力学で予測して、薬を開発するという全く新しい手法が、白血病の薬の開発で画期的な薬の開発につながった、と言う話を聞いた。従来の、細胞に投与して効果を確認するスクリーニング方法とは全く違うやり方で、新しい薬が開発できるようになった、と言う話は、違う分野の手法を応用した、また蓄積された知識と計算を融合させた、という点で、これからの研究者(自分も含めて)が進むべき方向だと、改めて思った。オックスフォード大は、こうした最も進んだ考えと技術をもった人達が集まっている場所で、こういう人達が集まってくる事、またこうした人々の交流による各分野での進歩による大学の更なるパワーアップ効果は測り知れない。
その後、Radcriff図書館へ調べものに行き、すぐ帰る。今日は日本人研究者の懇親会があり、JerichoにあるFrevdへ行く。若者の多いJerichoにあるしゃれたレストランである。今日は隣に座ったYさんというポスドク研究者と話をした。ミトコンドリアの運動について研究をしているとのことで、面白そうな研究だった。庭園文化史を研究しているというMさんは、日本の庭園ではなくて、イギリスの庭園に興味があって、それでオックスフォード大に来ているとのこと。中世以降の庭園様式でつくられたWolfsonカレッジ(YuのNurseryのあるカレッジ)の庭園は素晴らしいと、言っていた。中世以前の庭園様式が残っているのが、Magdalenカレッジだそうだ。
分子生物学の研究をしているHさんからは、薬の効果を分子動力学で予測して、薬を開発するという全く新しい手法が、白血病の薬の開発で画期的な薬の開発につながった、と言う話を聞いた。従来の、細胞に投与して効果を確認するスクリーニング方法とは全く違うやり方で、新しい薬が開発できるようになった、と言う話は、違う分野の手法を応用した、また蓄積された知識と計算を融合させた、という点で、これからの研究者(自分も含めて)が進むべき方向だと、改めて思った。オックスフォード大は、こうした最も進んだ考えと技術をもった人達が集まっている場所で、こういう人達が集まってくる事、またこうした人々の交流による各分野での進歩による大学の更なるパワーアップ効果は測り知れない。
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