Ellaの誕生日パーティー2007年01月05日 01:02

Ella誕生日会
 Ellaの誕生日パーティーへ行く。12月の始めに招待状をもらっていた。会場は郊外にあるOzone Leisure Park(室内に大きな滑り台、トランポリンなどの遊具設備を揃えた施設)まで車で行く。Ellaのお母さんはモデルのような美人。お父さんのAdamはハンサムで爽やかで、元サッカー選手。オックスフォードの近くのSwindonと言う街(ホンダの大きな工場がある)のチームに所属して、ベッカムと試合をした事があるそうだ。
 今日、誕生日パーティーに来ていた子供はHazel以外は、ほとんど初めて知る子達である。双子のAliceとTom、Eve、Louis、Alfee(Wilson)、Tommyは、名前は知っていたが、本人達に会うのは初めて。みなパーティー室では走り回って大騒ぎだった。Yuは滑り台がお気に入りだったようで、何度も上がって滑ってを繰り返していた。Yuを見ながらAliceとTomのお母さんと話をしていたら、”Yu is confident”と言われ、驚いた。Yuが学校で何をやっているか、どんな態度なのか詳しくは知らないのだが、AliceとTomの話を聞いて、そう思う何かがあったのあろうか?

Beneke教授2007年01月08日 01:13

Essex大
 Essex大のBeneke教授を訪問するため、朝7時半に車で家を出る。M40-M25-A12と走り、Essex大のあるColchesterに到着したのは、11時頃。ちょうどいいくらいの時間だ。車を停めて、まずはレセプションに行く。時間までカフェでココアを飲みながら、もう一度資料の内容を確認。12時に先生がレセプションまで迎えに来てくれた。写真で見ていたよりもずっと若々しく、背が高い。研究室まで連れて行ってもらい、早速話を切り出す。

自己紹介と、これからやろうとしていること、そのためにこれまでやってきたことから始める。先生も過去の研究ノートを見せながら、僕も同じデータを取っている、などと話す。途中で「ちょっと待って」と質問しかけたが「いや、まず話を全部聞こうか」と言うので、また話を続ける。途中で、今budoriが考えているモデルの説明と、数式の説明を始めると、全て話し終わっていないが、いろいろと質問や解説を始めた。BudoriとBeneke教授が研究対象とする現象は同じで、その数値モデルの骨格も同じあるが、その数式の作り方が違う。Beneke教授のような理論を積み上げながら作っていくのが、科学的見地からは理想で、非常に洗練されたモデルである。体内で起こっている反応を理解し、新しい考えを導くのには非常に役に立つ。
しかしそれが必ずしも現場で生かしやすいモノであるとは限らない、というところに工学エンジニアが入る余地がある、と考えている。
そういう手法、モノの考え方で研究を進めていることを説明したが、そこは先生はわかっていて、理論に基づいた実践的なアドバイスをしてくれた。
自分のモデルのある変数について「生理学的見地から、こういった変数の使い方は可能だろうか?」と聞くと、「うーん、かもしれない、としか言えない。誰もそれはわからない。その考え方で進めてもいいのかもしれない」。「生理学の分野で、このようなアプローチをしている研究者は先生を含めて2人しか知らない。他にいますか?あまり一般的なアプローチ法ではないと思いますが」、「いない、私だけだ。このようなアプローチはこの分野では馴染まない」。このふたつが聞ければ十分満足である。
「非常に面白い研究で、この結果は自分にとっても役立つ」と言われ、嬉しかった。ほとんどの時間を数式モデルの解釈と、考慮すべきパラメータの話で終わった。専門家は、細かく説明しなくてもすぐに理解する。最後に「Fatigueはキラーポイントだ。深入りしないようよく注意した方がいい」とアドバイスしてくれた。うーむ、これは深いな~。

Sophieのお父さん2007年01月09日 01:23

 いつも通りYuを迎えに行く。帰りに公園に寄る道を歩いていると、Yuが誰か友達に声をかけていた。その子がYuに"Bye Bye Yu"と返事をすると、その子のお父さんが立ち止まって、”Oh!, You are Yu, I am Sophie’s Dad”と言っているのが聞こえ、Yuのことを家で聞いて知っているようだった。Yuに聞くと、Sophieと言う子のお父さんだそうだ。この子も家でYuの事を話しているのかな?ちょっとうれしかった。

Speed Awareness Scheme2007年01月10日 01:26

SpeedAwarnessScheme会場と開場を待っている人々
 Speed Awareness schemeを受講するため、Bicesterに近い、Heyfordという街へ行く。Speed Awareness scheme は1回目のスピード違反者を対象に、安全講習を行い、スピードの危険性を認識させるのが目的の講習会である。これを受講すると、免許にスピード違反の裏書きをされないですむのである。違反速度に応じて、3段階の講習があり、80mph以上でのスピード違反者は、受講義務がありなおかつ免許の裏書きも免れない。Budoriは夏に30マイル制限区域で6マイルオーバーしたので、初心者向け?の講習である。
 8:45からの講習を申し込んでいるので、朝7時半に家を出る。会場に着いたのは、8時で、すでにひとり到着している。15分前に会場が開き、IDで本人を確認して中にはいる。老若男女あわせて全部で24人。70近い老人から、20代前半の若者までいるが、30-40代が最も多い。
まず今日の予定の説明があり、第一弾はコンピュータテストで、各個人の特性評価。50くらいの質問に各7つくらいの答えの中から、適当と思うもの答えをクリックする。車に乗っている時に、自由を感じるか?、とか自分は自信家か?、とか、法令遵守の意識を探るようなテスト、など。
答えた後、今度は運転の画像を見ながら危険箇所でマウスをクリックする。また画像の速度に対して、何マイル下げるか?上げるか?。同様に画像を見ながら車間距離のテスト。
参加者の中では、budoriが一番遅くまでかかった。東洋人はbudoriだけであった。
 その後のワークショップでは、講師と受講者のやりとりがあるのだが、受講者も講師に手を挙げて積極的に意見を言う。日本ではこんな感じではないなぁ、というのも大学の講義と同じである。なかなかいい雰囲気で、イギリスの交通事情なども知ることができ、受けてよかった。
今回の参加者の中で、もっとも小さい速度オーバーは2マイルで、それに比べたらbudoriの6マイルはかなりのオーバーだ。講師も「2マイルは私の知る限りの最低記録だ」と言っていた。講義は11:30に終わった。
今日は天気がよくなり、ちょっと回り道をして帰ってきた。緑の丘が続き、ところどころ池が見え、きれいな風景だった。
 夕食後はYuとレゴの組み立てに熱中した。Yuがサンタさんからもらった恐竜デザイナーセットは、様々な恐竜を作り変えることができ、大人も楽しい。Yuは集中力が今ひとつ足らないが、図面は理解できるようだ。ご飯を食べる前と、ご飯の後にもワニを作るのに熱中して、気がついたら9時だった。大急ぎでYuを寝かせた。

Yuが走り始めた2007年01月11日 01:34

Yuが小学校へ行くのに、自転車(トレーラーバイク)で通っていたが、今日からこれをやめて、なぜか走って行く事になった。Yuは走りたいらしいのだ。

 3時にYuを迎えに行った後、暖かかったので二人で散歩することにした。Phil&Jimを東へ歩いて、WoodStock roadに出て、北へ150mほど歩く。Moreton Roadを東へ100mほど歩くとオックスフォードのメイン道路のひとつであるBanbury Roadに出る。Summer TownでMartin(コンビニのような雑貨屋さん)に寄る。Yuは早速、シンデレラ人形がおまけで付いた本を見ている。それから動物カレンンダーを持ってきて「これ買って~」。お店を出てからSouth Paradeを西へ歩く。途中でオックスフォードCityの図書館があるので、寄ってみる。
子供向けの本が充実していて、DVDも借りられて、なかなかよさそうだ。Yuは早速気に入った本を棚から出して座って読んでいる。今日は、IDを持っていなかったので、借りるための手続き方法を聞いて、帰ってきた。