Bourton-on the Water2006年07月01日 19:46

Bourton-on the Water
車でコッツウォルズの有名な街のひとつであるBourton-on the Waterへ行く。Oxfordからは片道40kmほど。主要道であるA40から田舎道に入り、いくつも丘を超えたところで、突然、川のまわりにきれいな家や橋が架けられた街が現れる。小さな川が街の中心を流れて、川のまわりに芝生には木陰ができている。これだけでも涼しげな雰囲気になり、多くの観光客が来ていた。
「アイス、アイス」とうるさかったYuは足を川にいれると大喜びで、しばらくアイスの事は忘れる。暑かったので結局みんなでアイス屋さんに入ってアイスを食べた。BudoriとNaは二人で1個であるが、Yuは一人で1個食べた。日本人の観光客が多く、みなツアー旅行で、バスで来ているようだった。若い人も年配の人もいるが、日本語を聞かなくて日本人だな、と言うのは見てなんとなくわかる様になってきた。老若男女を問わずなんとなく身なりがよくて、観光に来ていてもちょっと心の余裕から来る?落ち着いた雰囲気があり、他のアジアの国の人とは違う気がする。そういう観点から見た場合、budoriは日本人に見えるだろうか?あまり自信はない。

Peak District2006年07月02日 22:23

PeakDistrict-Buxton付近
今日はイギリス中部にあるPeakDistrictへ行く。イギリス中部、マンチェスターの南東に位置する山岳(と言ってもせいぜい600m)地帯である。イギリスに来てから高速道路を使っての長距離移動は初めて。片道約200kmの行程。
高速道路の「雰囲気」になれるまではおとなしく60マイル/hrで走る。この雰囲気というのは、走っている他の車の動き方、抜かし方、道路の様子など、走る際の所作に関わる周囲状況である。
100kmほど走るとだいたいわかってきて、70マイル/hrまで上げて走れるようになる。
ピークと言うほどでもないが、確かに山がちで、きれいな景色である。サイクリストが多く、みんながんばって走っていた。Buxtonと言う街を経由するが、ここはミネラルウォーターで有名。Nothinghamまで下道を走り、高速に乗る。巨大な冷却塔のあるプラントの横を通る。近くに多量の水はなさそうなので、原発ではないと思うが、不気味である。
高速道路でバーミンガムをかすめて帰ってきた。産業革命を牽引した大都市バーミンガムはまた別の機会に出かけたい。

週末の旅行2006年07月03日 06:31

「今週はフランスへ行くんだよ~」とYuに話すと「ずいぶん遠いところまで行くね~」と言う。ホントにわかっているのかな?Yuには、フランスはワインとチーズの国にと言っている。ちなみにベルギーはチョコの国、オランダはチューリップの国、スイスはお山の国、と言っている。

とりあえず報告2006年07月06日 06:32

この1週間で、どうにか報告書をまとめて福島君に送った。足りないデータばかりであるが、経験と科学的根拠に立った類推、に基づいている。最初のデータなので、できるところには限界があるが、できる限りのところまではやった。これからデータを収集しながら精度を上げていく。

フランス・スイス旅行1日目2006年07月07日 07:36

レンヌの街
今日からフランス・スイス旅行。フランスでツール・ド・フランスを2ステージ観戦し、その後スイスのNaの友人宅で滞在の予定である。
朝5時50分にオックスフォードの家を出る。国道と高速をとばして朝7時30分頃にポーツマスに到着する。ポーツマスは海軍の大きな基地があるようで、街中では自動車で出勤する軍人を多く見かける。どうやら軍人は、勤務を始める前に着替えるのではなく、家を出る時から軍服で出てくるようだ。軍服で階級がわかるので、隣の家の人が見て「お隣さんは大佐らしい」とか「お隣さんは軍曹らしい」とわかるのかな?
ポーツマスからBritanyFerryという会社の船に乗り対岸にあるフランスのBritany海岸の街、カンまでの船旅。webで部屋付の船室チケットをとってある。車に乗ったままゲートを通り、出国審査、セキュリティチェックも車に乗ったままである。外国へ行くのもドライブスルーなのである。バカンスシーズンなので多くの車が船に乗り込むが、なぜかクラシックスポーツカーに乗った老夫婦が多い。古い車にはトランクがないので、トランクケースをそのままキャリアにくくりつけている人達もいる。いまだにこんな旅行をしている人達がいるのには驚きである。2階建てになった車庫に車を停め、船室へ。寝台2台とトイレ・シャワー付きの部屋で部屋は狭いが、なかなか快適である。寝ていてもフランスのBritany海岸まで行けるのだから、値段と時間を考えるとお値打ちだ。出港時にはポーツマス軍港の脇を通る。空母など7隻近い軍艦が停泊。イングランドの旗で、角にユニオンジャック。灯台や、帆船、展望台も見える。こうしてみるとポーツマスは山に囲まれた街である事がわかる。船内で朝食をとって、ラウンジに行ったり、船内の免税店などを見て回る。イギリスとフランスでは時差もあるので、5時間の乗船だが、フランスのカン到着時には6時間経過していた事になる。車のまま下船し、入国審査もドライブスルーである。イギリス人はパスポートチェックだけで押印はなしだが、日本人であるbudori達はパスポートチェックと押印。いよいよフランスの街へ走り出すが、雨の中の右側通行にちょっと緊張。すでにイギリスでランドアバウトには慣れているので、1998年にイタリアで運転した時に比べると格段に運転には慣れている。調子よくカンの街を抜け、高速道路でレンヌに向かう。途中モン・サン・ミシェルのそばを通る。今回は寄っている時間がないので、高速を走りながら海の方向を見ると、霧に浮かぶモン・サン・ミシェルの尖塔が見えた。子供の頃に見た断崖絶壁に立つムーミンの家のようだった。今日の目的地レンヌには5時頃に到着。明日のスタート地点となるSt Gregoireに行き、スタート地点付近の様子を見て、ここから約5キロ離れたRennesに向かう。レースを見るのは、スタート地点か、ゴール地点にしようと考えていたので、次にRennes市街のゴール地点を確認に行く。Rennesの街に入ってからは一方通行や、渋滞、慣れない街なので、ホテルに到着するまで結局1時間もかかった。
夕食はRenneの街に出てGalletというブルターニュ地方のクレープ(中にサーモンやハムやキノコを入れて焼いて、上に目玉焼きを載せる)を食べた。これはおいしかった。フランスは食べ物がおいしいし、街の雰囲気もイギリスと比べるとなんとなく華やかだ。