スペイン料理2006年03月25日 07:37

パエリア
今日の夕食はスペイン料理であった。WestgateにあるLa Tascaと言う店である。今はホテル住まいなので、殆ど外食であるが、オックスフォードは外国人が多いせいか、小さい街ながらも各国の料理が食べられる。Sangriaという飲み物を注文する。Sangriaワインにspiritと刻んだフルーツを浮かべたお酒で、お酒と言うよりも酎ハイのほうが近い感じ飲み物。フルーツジュースを飲んでいるような感じであったが、初めての味でこれも楽しい。食事はアスパラベーコン(もっとカッコいい名前であったが、食べ物自体はアスパラベーコンで間違いない)とチキンとシーフードのパエリアを注文した。待つ事約1時間、やっとパエリアが来た。2人分であるがボリュームがあり、これがまたおいしく、おなか一杯で大満足であった。

Windsor城2006年03月25日 20:32

ウィンザー城で解説を聞きながら
今朝は滞在中のGalaxyホテルで、家族三人でEnglish Breakfastを食べた。ホテルにはオレンジ絞り器があり、これでオレンジジュースを作っている。上からオレンジを入れると、皮が自動的にむかれ、搾られるのである。故障が多そうだが、面白い機械だ。ゆっくりの朝食後、大急ぎでバスに乗り、今日は英国王室の居城であるウィンザー城(Windsor Castle)見物に出かけた。
Oxford駅からFirst National railの列車に乗り、Slough駅でWindsor&Eton Central駅で降りる。列車はディーゼル機関車で、機関車はものすごい音がする。Slough駅で乗り換え電車を待っている時に、列車が通過したのだが、すごい爆音とともにものすごいスピードで通過してゆき、プラットフォームで吹き飛ばされそうになった。小田急の下北沢駅のプラットフォームをロマンスカーが全速で通過したらこうなのかな?、と言う感じであった。
列車がWindsor駅に近づくと、丘の上に立つ要塞のような城が見えてきた。ここに英王室が住んでいて、今日はHigh Towerに王室の旗が掲げられていたので、女王は在城であった。アメリカに滞在していた頃に、富豪が多く居を構えたというRhode IslandへMansion(豪邸)見学に行った事があったが、この時はその豪華さに驚き、一緒にいたスペイン人とやっかみ半分で「こんなでかい家の管理ができていたわけがない、ばかげている」と一般人常識の限られたケチな思考回路でこきおろしていたが、Mansionも所詮子供のお遊びだと知った。Windsor城は正真正銘、王様のお城であった。規律正しい動きの衛兵が要所で守りを固め、何室あったか数えられない豪華な広間、何基あったか数えられない貴族の旗印、何丁あるのか数えられない鉄砲、何振りあるのか数えられない剣、何基あったか数えられない不気味なヨロイ。ここには「豪華」という表面的な尺度では測れない、英国そのものの歴史、文化、思想が凝縮されていた。訪問する価値のある場所であった。